近年ではWEBサービスも多様化しており、マーケティングの目的やターゲットによって様々なツールが存在します。そういったツールは無料、有料関わらずそれぞれに特色を持っていて、自社に必要なツールがどのような物なのかを選ぶだけでも一苦労といった場合も多いです。例えば何かの有料WEBツールを導入したのはいいものの、要求されるスキルが高すぎてまともに使えないと言った場合や、逆に無料だけど自社の目的を達成するためには微妙に機能が足りないなんてことは当たり前のようにあります。
こういった付属のツールは一般的に自社だけでは足りない部分を補うために使用することが基本ですので、まずは自社でできる事と自社ではできない事を明確に分ける必要がありますね。今回はその中でも「自社で出来ない」事の代表格、SNSマーケティングと動画マーケティングに役立つWEBツールをいくつかご紹介したいと思います。
SNSは日本国内でも様々な種類があり、それぞれに使用法や特徴が違います。しかし、自社だけでSNS毎に最適なキャンペーンを行う事の出来る企業は少ないでしょう。動画マーケティングも同様に、自社に動画制作のノウハウを持っている人間がいるという企業などほとんどありませんね。しかし、コンテンツが多様化する近年では、それぞれの特性をつかみ、それぞれに最適な手法で情報発信を行うという事は必須です。この辺りを自社ですべて賄うと考えると莫大なコストもかかりますし、賢くWEBツールを活用することがWEB上でのマーケティングを成功させる秘訣とも言えますね。
目次
1.SNSマーケティングツール
まずは近年のマーケティングでは絶対にはずせないSNSに関するマーケティングツールをご紹介します。日本国内でSNSと言えばTwitter、Facebook、インスタグラムなどが有名で、非常に多くの人が使用していますね。あまりSNSを使用していないという方でも最低どれか一つでもアカウントを持っていると言う方が多いのではないでしょうか?
ここでは上手にSNSを活用できるようなツールをいろいろご紹介したいと思います。
Tagtoru(タグトル)【有料】
Tagtoru(タグトル)はTwitterやインスタグラムなどの中から特定のハッシュタグがつけられた投稿を自動的に収集し、クライアントに与えられているページに一括表示させることが出来る管理ツールです。
SNSの存在は今や流入用のチャンネルとして無視できなツールになっていますね。多くの企業がSNSの活用を行っており、特にBtoCの領域では必須と言っても過言ではないのではないでしょうか?それぞれのSNSの特性を理解した上でそのSNSと親和性の高いキャンペーンを実施すれば新規顧客の獲得には非常に有効に使用できるものです。
しかし、SNSでのキャンペーンにはいくつか問題があり、SNSの多様化と共にそれぞれのツールの活用方法の複雑化や高度化もあり、企業のSNS担当者の間では「どのように使えば最適なのかわからない」や「活用したとしても効果測定を何をもってすればいいのか?」等が悩みとなっています。
一般的にSNSでキャンペーンを行う場合にはコンバージョンを目的とするのではなく、自社のサービスや商品の認知拡散が目的になっている事が多いです。それもあり自社が行ったキャンペーンによって「どれだけ認知が広がったのか?」という事を正確に計測することもできず終わっているようなキャンペーンも非常に多くあります。
そこで『Tagtoru(タグトル)』ですが、このツールは上述した通り「特定のハッシュタグがつけられた投稿を自動的に収集し、クライアントに与えられているページに一括表示させる」事が出来るツールで、成果を可視化する為に使用できるツールです。
Twitterやインスタグラムを使用したことのある方であればわかると思いますが、ここではSNS内で投稿の露出を増やすためにハッシュタグをつけます。ユーザーがある文言で検索するとその文言がハッシュタグにつけられている投稿が検索結果に表示されると言う具合にハッシュタグを軸にコミュニティーは展開されます。SNSでは交流を広げる為にもハッシュタグが欠かせない機能になっているのですが、『Tagtoru(タグトル)』を使用すれば特定のハッシュタグがついた投稿を自動収集してくれるのです。
これによってユーザーが投稿した日時や全体の投稿数、ユーザーの属性やリーチ数などの詳細な情報を一括管理することができ、SNSの効果測定が容易にできるようになるのです。
今までなかなかできなかったSNSでのプロモーションを定量的に分析出来る為、SNSの活用になかなか踏み出せないと言う企業にはとても助けになるツールになるのではないでしょうか?
キャンつく【有料】
『キャンつく』はTwitterやインスタグラムにおいて、企業がキャンペーンを行う際に必要な作業を一括管理できるツールです。
SNS上でキャンペーンを行うという事は近年のマーケティング手法としても一般的になっています。これにはSNS上で行うキャンペーンが比較的手軽に実施できるという事が要因の一つになっていますね。しかし、いざキャンペーンを行うとなるとキャンペーンの企画立案、キャンペーンページなどの製作、投稿などの発信作業、応募者・当選者の管理など様々な作業が発生します。それらの作業を一括管理できるのが『キャンつく』というツールです。
現在あなたの会社はSNSでのキャンペーン発信などを行っていますか?実は多くの企業の間でもSNSを活用してキャンペーンの実施などは、必要性は感じているけどなかなか踏み出せないと言う場合が多いです。これには単純にどのようなキャンペーンを行えば自社のターゲットユーザーに合わせた企画を行えるかの企画立案が出来ないと言った場合や、予算が無い為、人員を確保できずキャンペーンの管理ができないなど様々な理由が存在します。
SNSでのキャンペーンはどちらかというと認知拡大を目的にすることがおおく、その他の広告と違い直接売り上げに直結するようなものではないと言った場合も多いですね。その為、予算を莫大に書けるわけにもいかず、人員をさけないのでまともに応募者管理や当選者管理もできないと言った最悪のパターンになる事もあります。
そこで役に立つのが『キャンつく』です。キャンつくではこれまで200以上でのSNSキャンペーンを担当しているそうで、企業のターゲットユーザーに向けた最適な企画の立案からキャンペーンに必要な作業まで一括で行ってくれるそうです。もちろんそのキャンペーンによるリーチ数等の効果測定を見るレポート機能まであるので、SNSキャンペーンの弱点である「成果が見えにくい」という点でも安心です。
日本国内に現在、様々なSNSが使用されており、それぞれのSNSによって使用する年代や使用方法等に違いがあります。SNSでキャンペーンを行うとなるとそういったSNSごとの特性をつかみ、自社のターゲットユーザーへきちんと届くようにすると言う事が非常に重要です。しかし、SNSに慣れていない企業であれば「いつ・どこに・どのような」キャンペーンを打てばいいのかなどを判断するのはとても難しいのも事実です。そんな時にはこういったツールを使うのも一つの手ですね。
2.動画マーケティング
近年増加しているのが企業が行う動画でのマーケティング手法です。有名な所ではユーチューバー等に依頼して自社の商品の使用方法や感想などを依頼すると言ったようなことです。動画でのマーケティングは視覚情報以外にも多くの情報をターゲットに伝える事ができる手法として非常に有効な方法ですね。
Videolicious(ビデオリシャス)【費用はお問い合わせ】
『Videolicious(ビデオリシャス)』世界100カ国以上で利用されているツールで、簡単に言うとスマホ1台あれば「撮影・編集、公開・送信」までを行えるビジネス用の動画プラットフォームです。『Videolicious』を利用すれば自社の社員により、簡単・スピーディーに大量の動画作成が可能となり、作成した動画をマーケティングやセールスに使用することが可能です。
『Videolicious(ビデオリシャス)』はアプリとクラウドを利用した動画制作用のプラットフォームで、一般の方もiphoneなどにアプリを入れている方もいるかもしれませんね。ビジネス利用の場合、月額固定の料金だけで利用ユーザ数も無制限で、公開する動画の数も無制限で利用することが可能です。
このツールでは「プロモーション動画・導入事例動画・インナーコミュニケーション動画・ユーザーサポート動画・セールス用のパーソナライズ動画」等のビジネスの場面で利用できるあらゆる動画の制作が可能です。
そもそも企業などでプロモーション動画などの製作が必要になった場合どうしますか?基本的には外部の動画制作会社などに依頼しますね。そうすると多額のコストと時間が必要になり、投資対効果も悪く複数の動画を作ることも難しい為、効果測定すら難しいと言った場合が多いです。しかし自社で出来るのかと考えた場合、機材をそろえるのにもそれなりの投資が必要ですし、そもそも動画制作のノウハウを持っている一般の企業などはほとんどありません。
そこで今回ご紹介する動画制作用のツール『Videolicious』ですが、このツールは「誰もが簡単に、いつでもすぐに、一定のクオリティの動画を作れる」事が考えられて構築されています。撮影はスマートフォン1台あれば動画の撮影から編集、アップロードまで一括して出来る為、自社のスタッフだけで簡単に動画を作りマーケティングやセールスに活用することが可能となります。因みに自動編集機能などもあるので、編集作業が難しそうだなと思っている方でも意外と簡単に見栄えの良い動画を作ることが可能です。
動画はあらゆるビジネスシーンに活用できるツールとなっていますので、これから動画の運用をお考えであれば導入を検討してみてはいかがでしょうか?
RICHKA(リチカ)【費用はお問い合わせ】
『RICHKA(リチカ)』は動画制作の知識を持っていない方でも最短1分でプロクォリティの動画を内製化できるツールです。このツールはまずプロのクリエーターがクライアントのオリジナル動画テンプレートを制作します。その後クライアント自らがシステム上でブログをかくような間隔で動画を作ると言うツールになっています。
現在、動画広告の多くは、SNS上でのリーチ数の向上や流入数の向上、動画広告によるCVRの改善などを目的として活用されています。その為、継続的な動画マーケティングを行うには数多くの動画が必要となり、動画の制作コストや動画制作を行う時の工数が非常にネックとなります。
『RICHKA(リチカ)』を使えばプロクリエータが作成する動画フォーマット上での作業になるので大幅な作業工数の低下はもちろん、動画制作のノウハウが全くない人が作業を行う場合でも非常に高いクォリティの動画を作ることが可能です。これによって非常に低コストで継続した動画マーケティングが可能になるのですね。
動画はテキストなどと比較すると5000倍もの情報を持つとも言われており、多くの情報を短時間に伝えようと思えば動画での情報伝達は欠かせません。また、近年でスマートフォンの普及率もあり、ほとんどの方がいつでもどこでも動画を見ることのできるような時代になっています。もちろんテキストでのコンテンツも需要ですが、短時間で発信した情報をわかってもらうためには動画マーケティングの導入も欠かせないメディアの一つと言えるでしょう。
まとめ
今回はWEB運用を考えた時にオススメのSNSマーケティングツールと動画マーケティングツールをいくつかご紹介しました。SNSマーケティングや動画マーケティングは近年のWEBマーケティング手法としては非常に重要なウェイトを占めています。特にSNSを利用した自社の認知向上や流入の拡大は無視できないほどのパワーを持っています。
しかし、こういった外部コンテンツを利用する手法には多大な費用や人的コストもかかり、どのようにして作業工数を軽減させるのかという事は継続的なマーケティングの運用には欠かせません。
そういった場合には思い切ってプロの手に任せるという事も選択肢の一つとして考えておくことをオススメします。