トップページは「ホームページの顔」と言われる程、重要な役割を担っています。なぜなら、多くのユーザーが訪れるページのひとつだからです。実際に、当サイトでもトップページへのアクセスは3番目に多いページとなっております。
ユーザーが多く集まるページだからこそ、トップページの役割を理解し、戦略的にユーザーをお問い合わせや資料請求といったコンバージョンへ繋げることができるトップページを作らなければなりません。
そこで今回は、トップページの役割について詳しくご説明いたします。トップページの基本的な構成要素についてもご説明しておりますので、ぜひ最後までご覧ください。
目次
トップページの3つの役割とは
トップページの役割は次の3つの通りです。
- ユーザーが求めているサイトかどうかを伝える役割
- ホームページの入り口として分かりやすいナビゲーションの役割
- お得情報や最新情報を伝える役割
「トップページの内容が薄い」「情報がごちゃごちゃしている」「どういった業種で、何をしているのかが分からない」というトップページは、ユーザーはすぐに離脱する可能性が高いです。トップページの役割を理解し、ユーザーへ正確かつ効果的に情報を伝えられるトップページ作りを意識しましょう。
ユーザーに「求めている情報がここにある」ということを伝える役割
トップページに訪れたユーザーが、はじめに判断することは「このサイトに自分の求めている情報があるのか?」「ターゲットは誰か?」「自分にとってどのようなベネフィット(ユーザーにとっての利益)があるのか?」ということです。
そのため、「ファーストビュー」と呼ばれるホームページを表示した際に、スクロールせずに、最初に見える範囲の画面にユーザーが求める情報を掲載することをおすすめいたします。
参考:SEOに強いホームページ制作リニューアル | S&Eパートナーズ株式会社
当サイトのファーストビューでは、SEOを得意とする会社がホームページ制作のサービスを提供しているということが一発で伝わると思います。
「なんとなく良さそうな画像を使いたい」「ページの内容を読んでくれれば分かってくれる!」という気持ちを捨てて、ファーストビューで自社のサービスなどが一発で伝わるように工夫をしましょう。
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ホームページの入り口として分かりやすいナビゲーションとしての役割
トップページは、ユーザーがスムーズに求める情報へ辿り着くことができるように、分かりやすく導線を示さなければなりません。
トップページに全ての情報を掲載することは難しいため、ほとんどのホームページではトップページに情報を一部掲載し、詳細情報に関しては別ページに掲載し、そのページへ移動できるようにリンクを設置しています。
リンクを設置する際は、移動先ページの内容が容易に想像できるように、「料金の詳細はこちら」「商品の詳細情報はこちら」「お問い合わせはこちら」といったように、詳細にテキストを記載するようにしましょう。
参考:大阪SEO対策サポート − S&Eパートナーズ株式会社
また、よくある失敗として、トップページに「作り手側が載せたい情報」を載せるということがあります。このようなトップページでは、ユーザーはトップページから離脱しやすくなります。
作り手が載せたい情報が、必ずしもユーザーが求めている情報とは限りませんので、注意しなければなりません。
お得情報を伝える役割
トップページは多くのユーザーが訪れるページだからこそ、ユーザーにとってお得情報を伝えるのもトップページの役割のひとつです。イベント情報やセミナー情報、飲食であればクーポン情報などがお得情報として当てはまります。
参考:大阪SEO対策サポート − S&Eパートナーズ株式会社
その他にも、新商品の発売情報や期間限定のキャンペーン情報も当てはまり、ターゲットユーザーが企業であれば、長期休業のお知らせやWebミーティング対応可能等の情報があれば良いですね。
トップページに何を書いたら良いの?基本的な構成要素について
トップページの3つの役割をご紹介したところで、次にトップページに記載すべき基本的な情報についてご紹介いたします。記載すべき情報は次の3つです。
- ファーストビューにはベネフィットや強みなどを入れる
- ホームページ全体の要約・2ページ目の情報を抜粋する
- お問い合わせや資料請求への導線を設置する
それぞれについて詳しくご紹介いたします。
ファーストビューにはベネフィットや強みなどを入れる
こちらトップページの役割の「ユーザーに「求めている情報がここにある」ということを伝える役割」でご説明しました通り、トップページへ訪れたユーザーは「このサイトに自分の求めている情報があるのか?」「ターゲットは誰か?」「自分にとってどのようなベネフィット(ユーザーにとっての利益)があるのか?」などを瞬時に考え、判断します。
自分が求めている情報がない、関係のないサイトと判断されると離脱に繋がる可能性がぐっと高くなるので、前述しました3つを意識し、ファーストビューを作成しましょう。
参考:ECサイトの運営コンサルティング − S&Eパートナーズ株式会社
ホームページ全体の要約・2ページ目以降(下層ページ)の情報を抜粋する
ホームページ全体の要約、2ページ目(下層ページ)の情報を抜粋する方法は、最もオーソドックスなトップページの形です。2ページ目に記載されている情報を一部抜粋し、トップページへ記載することで、2ページ目にどのような情報が掲載されているのをユーザーに見せることができます。
そこで興味を持ってもらえれば、そのまま2ページ目へ移動し、さらなる情報をユーザーは得ます。トップページは2ページ目の要約にしか過ぎないため、どのようにして2ページ目へ移動してもらえるか?というのも考えなければなりません。
そのため、「ホームページの入り口として分かりやすいナビゲーションとしての役割」でご説明しました通り、リンク設置の際は移動先ページの内容が容易に想像できるように詳細にテキストを記載するなど工夫をしましょう。
サービス内容の理解が難しいと考えられる場合は、はじめてホームページへ訪問するユーザーに対して、「はじめての方に読んでほしいこと」というコンテンツをトップページに記載すれば、サービスなどの理解を促すことができるため効果的かもしれませんね。
お問い合わせや資料請求への導線を設置する
お問い合わせや資料請求への導線は常に分かりやすい位置に設置するようにしましょう。はじめてホームページへ訪問したユーザーはすぐにはお問い合わせや資料請求に繋がることは少ないですが、2回目以降のリピートユーザーはすでに意思決定している状態で訪問することがあります。
このような場合、お問い合わせや資料請求へのリンクが無ければ、ユーザーへストレスを与え、離脱する可能性があります。グローバルナビにはお問い合わせメニューの設置、ページの途中にお問い合わせバナーを入れるなどして工夫をすると良いでしょう。
まとめ
いかがだったでしょうか。デザイン的にトップページにあまり情報を掲載したくないという方もいらっしゃると思います。しかし、ご説明した通りトップページはホームページの中でも多くユーザーが訪れるページのひとつです。
戦略的にページへ移動してもらい、ユーザーの行動を意図的に誘導することができれば、お問い合わせや資料請求へ効率的に繋げることができます。そのため、トップページにユーザーが求めている情報をしっかり掲載しながら、デザイン性を高めていくことをおすすめいたします。
S&Eパートナーズでは、SEO対策を意識したホームページ制作を行っております。SEOに効果的なトップページの構成をご提案し、ご希望のキーワードで上位表示を目指します。「SEOに強いホームページを作りたい」という方はぜひお問い合わせください。
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