ホームページを長い間運営していると、デザインや機能の面で色々と変更したい点が出てきます。
小規模なものなら、そのたびCSSに修正を加え、プラグインなどで機能を追加していけば事足りるのですが、それを何度も繰り返していると、気づけばどこかツギハギのホームページになってしまっていたり…。
そんな時はホームページ全体のリニューアルを考えてみてはどうでしょう?
根本にあるコンセプトを見つめなおし、必要な機能を洗い出し、最先端のWEB界の情勢やトレンドなども取り入れて、新たな理想のホームページに生まれ変わりましょう!
重い腰をあげるため
とは言っても、ホームページのリニューアルには色々とネガティブな要素があるのも否めません。
・小規模な修正に比べて、時間と費用が沢山必要になる
・今のホームページより使いにくいものになってしまうかもしれない
・そもそも現状、問題なく動いているのだから必要ないのではないか
そういったことを考えると中々リニューアルに踏み出すのは躊躇してしまうものです。
しかし、リニューアルしないと解決できない問題や、得ることができない成果があるのも確かです。
しっかりと準備をし、正しい手順で行えば、リニューアルは決して難しいものではありません。
リニューアルすべきチェックポイント
もし、運営しているホームページで以下のような点が見受けられたら本格的にリニューアルを考えた方が良いかもしれません。
□デザインが世間よりだいぶ遅れているように感じる
□スマホやタブレットなどの新しいデバイスに対応していない
□エラーやバグなどの不具合があるが、原因がわからず放置している
リニューアルするにあたって、こういった問題を把握していることはある意味有利です。
何より最初に定めるべきは「リニューアルの目的」であり、その後の設計やデザインの大事な指標となります。
リニューアル後
・どのようなコンテンツ、機能を追加したいのか
・今の不具合のどの部分を直したいのか
・見た目のイメージをどのように変化させたいのか
といったこと明確にしておき、それに向かってリニューアルを進めて行くことになります。
目標となるホームページを見つけよう
新しく生まれ変わるなら、「オリジナリティに溢れるデザインや機能を備えたホームページにしたい」と考えがちですが実はコレ危険です。
目新しいデザインは新鮮ですが、使い慣れないインターフェイスの操作方法がわからなかったり、情報が見つけづらかったりで敬遠されがちです。
せっかくリニューアルしたのに、「前のほうが良かった」と言われてしまっては意味がありません。
まず、同業や目的が近い、人気のホームページの「なぜ人気があるのか」「自分のホームページにない機能は無いか」「デザインで工夫している部分はどこか」などの要素を分析して、新しいホームページの設計に役立てましょう。
真似をすることに抵抗はあるかもしれませんが、基礎をしっかりと組み立てたあとで、独自の強みを足す方が良いリニューアルに繋がります。
リニューアルは引っ越しと一緒です
ホームページのリニューアルは家の引っ越しによく似ています。
引っ越しでは、新しい生活に必要な物とそうで無い物をわけ、新たに必要な家具を揃えます。
そして、それらを新居のどこに配置して、過ごしやすい空間を作るかを考えるのが引っ越し前の醍醐味とも言えますよね。
リニューアルも一緒で、現行のホームページの要素から重要度の高いものとそうでないものを整理し、新しく追加する機能と一緒にリストアップします。
それらを優先度の高いものから構造を整理することで使いやすいホームページを設計します。
現行のページの日々のアクセス数などを見て、注目度の高いものなどを分析するのも良いかもしれません。
引越と一緒で事前に、現在あるものを整理整頓し、その後の形を設計することでスムーズに新しい環境を作ることが出来ます。
リニューアル後の運用が一番大事
リニューアルが完了し理想とするホームページに生まれ変わっても、すぐにアクセス数の増加などに繋がるとは限りません。
その後、コンテンツの更新やアクセス解析などの分析など、絶え間ない運用によってホームページは成長していきます。
そして運用の中で蓄積した要望や問題を解決するために、次回のリニューアルが行われます。
「運用→蓄積→リニューアル→運用」というサイクルを回してより良いホームページを目指していきましょう。
S&Eパートナーズではホームページのリニューアル施策から、日々の運用サポートまで総合的に承っております。
ご不明な点等ございましたらお気軽にお問い合わせくださいませ。