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ホームページ制作ニュース

2021/02/19

【「Google reCAPTCHA」導入でセキュリティUP!】WPプラグインできるSEO対策 vol.11「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」


ホームページを運用していると、トラブルに見舞われることは多々あります。
お問合せフォームから尋常ではない数のメールが送られてきたり、WordPressのログイン画面に意図しないアクセスのログが見られた場合、ロボットによる攻撃を受けている可能性があります。
それらの攻撃を防ぐためのセキュリティシステム「Google reCAPTCHA」を導入するためのプラグイン「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」を今回はご紹介いたします。
 

「Google reCAPTCHA」って何?

ホームページを見ていると「私はロボットではありません」という記述を見たことはないでしょうか?
これは閲覧しているユーザーが不正なアクセスを試みるロボットではないことを証明するためのセキュリティ対策です。
アクセスしているユーザーの動作を測定したり、時には質問などを行うことでロボットではないかの反映を行っています。

そしてこの手のセキュリティで最もメジャーなものが「Google reCAPTCHA」です。

その名の通りGoogleが10年以上前からサービスを提供し、日々アップデートされてきたシステムです。
バージョンによってセキュリティの認証の仕方も変わってきました。

Google reCAPTCHA v1


最初のバージョン「v1」は歪んだ文字を入力する認証方式でした。しかしタイピングの煩わしさや文字が読みにくいなどの意見もありました。現在このバージョンは提供を終了しています。

Google reCAPTCHA v2


次のバージョン「v2」は基本的にチェックボックスをチェックするだけの方式と、写真などを選ぶ方式が内在しています。2021年現在でもよく見る形式です。

Google reCAPTCHA v3


2018年にリリースされた最新の「v3」はチェック操作さえいりません。ユーザの操作ログを監視し、自動的にユーザーが人間かロボットかを判別します。導入しているサイトでは右下にバナーが表示されます。

2021年現在利用できるバージョンは「v2」か「v3」となります。

「Google reCAPTCHA」のサイト設定、キーの取得方法

「Google reCAPTCHA」を利用するためにはGoogleの専用サイトで「サイトの登録」と「reCaptcha APIキー」を発行する必要があります。
以下にその方法をご紹介します。
まず以下のURLにアクセスしてください。
https://www.google.com/recaptcha/about/

上のメニューにある「v3 Admin Console」をクリックします。
※利用にはGoogleアカウントが必要です。

①「ラベル」 管理するサイト名などを入力してください。

②「reCAPTCHA タイプ」 導入するreCAPTCHAのバージョンを選択します。

③「ドメイン」 導入するサイトのドメインを入力してください。

④「同意」 利用規約を読んだうえで問題なければチェックしてください。

⑤「送信」 ①~④を入力したらクリックします。

「サイトキー」と「シークレットキー」が表示されます。
後ほど登録時に使うのでメモしておいてください。

Google reCAPTCHA導入、設定プラグイン「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」のご紹介

そして「Google reCAPTCHA」簡単に導入、設定ができるプラグインが「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」です。
上記のキーを設定することで簡単にセキュリティを導入することができます。

「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」のインストール方法

①WordPress管理画面より左メニューの「プラグイン>新規追加」をクリックします。

②「プラグインを追加」画面の検索欄に「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」と入力して検索します。

③検索結果から「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」の「今すぐインストール」を押します。
その後インストールが終わったら「有効化」ボタンを押します。

「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」の設定方法

①左メニューの「設定 > Advanced noCaptcha & invisible captcha Settings」をクリックします。

②「reCAPTCHA type」は登録時選択した「Google reCAPTCHA」のバージョンを選択しましょう

③「Site Key、Secret Key」は登録時発行されたそれぞれのキーを入力します。

④「Enabled Forms」でセキュリティを設定する項目をチェックします。上から

  • WordPressのログインフォーム
  • WordPressの登録フォーム
  • WordPressのマルチサイトログインフォーム
  • パスワードを忘れた時のフォーム
  • パスワードをリセットするときのフォーム
  • コメント投稿時のフォーム
  • プラグイン「bbPress」でトピックを作成する時のフォーム
  • プラグイン「bbPress」で返信を書く時のフォーム
  • プラグイン「BuddyPress」の登録時のフォーム
  • プラグイン「WooCommerce」を利用する時のフォーム

になります。

③「設定を保存」ボタンをクリックします。

④「Google reCAPTCHA」が導入されました。※図は「v3」導入時です。

まとめ

今回は「Google reCAPTCHA」導入プラグイン「Advanced noCaptcha & invisible Captcha」をご紹介しました。

WEBの世界では一度ホームページを公開すると不特定多数のユーザーの目に触れるようになります。
中には悪意のあるユーザーもおり、あの手この手でホームページを攻撃する手段をとってきます。
せっかく作ったホームページが乗っ取られてしまったり、情報が流出してしまっては目もあてられません。
そのようなことが無い様、ホームページを運用する上でセキュリティー対策を行うことは管理者にとっても必須項目と言えます。

S&Eパートナーズではセキュリティーに考慮したホームページ制作やSEO施策をご提案しています。
もし現在運用されているホームページのセキュリティーについて不安がある方はお気軽にお問い合わせくださいませ。

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