WordPressがSEOに強いと言われる7つの理由!

WordPressでホームページを制作すれば、SEOに強くなると勘違いされている方も多いと思いますが、そうではなくWordPressを使えばSEOに強いホームページが、比較的容易に制作できるということです。
今回のブログは、SEOに強いホームページを作るために、WordPressで制作することの7つのメリットをご紹介いたします。

WordPressを導入すればSEOに強くなるわけではない

WordPressはSEOに強い?実は強くない?など色々なレポートが書かれていますが、これはどちらも正解だと考えています。
ネットを見ていると、上位検索のサイトを確認して分析されている方もいたりして、確かに強いという結論を出されていました。
これで結論を出してしまえばこのブログはここで終わってしまいますが・・・。
何しろWordPressはCMSの中でも、世界ナンバーワンのシェアを持っているので、検索の上位に出てくるのは、当然といえば当然なのですが、現実的に日々SEO対策をしている立場からの意見を記載させて頂きます。

WordPressはSEOを意識して設計されている

WordPressはもともと、SEOを意識した設計がされています。そういう意味で考えればSEOに強いと言えるのかも知れませんが、これは、SEOに強いホームページが制作できると言うことです。
戦いで、どんなに優れた武器を持っていても、その武器を使いこなさなくては、勝利をおさめることは出来ません。
ただし、優れた武器(WordPress)があるということは、SEO対策をしっかりやれば上位表示が期待できることは間違いありません。

WordPressはSEO会社にとってもSEOがやりやすい媒体と言えます

ビジョン・サプライではホームページ制作を行っていますが、弊社はデザイン会社でもなく、プログラミングの会社でもなく、SEOをメインにWeb集客のマーケティング会社です。
つまり我々がホームページ制作をする時のコンセプトは、デザインや内容は当然ですが、SEO対策がしやすいホームページを作ると言うことです。
WordPressで制作したホームページは間違いなく業務の効率化を図っています。
これは、ホームページを運営されている企業様がSEO対策をする場合でも同じことです。
実際当社のお客様もWordPressを使いこなしていらっしゃいます。

WordPressでSEO対策をするための具体的なメリット

それでは、具体的にWordPressを導入して、どのようなSEO対策ができるかということを挙げていきます。

個別ページごとにメタ情報のカスタマイズが行える

メタダグ(metaタグ)とは、HTMLファイルのhead内に記述する要素で、そのページの情報をgoogleなどの検索エンジンに伝えたり、ブラウザに表示方法を伝えたりする重要な情報です。
またメタダグのOGP(Open Graph Protcol)タグはFacebookやTwitterなどのSNSでシェアされた時にアイキャッチ画像やタイトル、要約文などを正しく伝えるためのHTML要素です。
メタダグが不完全の場合、検索エンジンの順位に影響を及ぼしたり、SNSでページ内容がユーザーに正しく伝わらなくなります。
WordPressではメタ設定がページ毎に個別設定できるのでSEO対策に有効です。

主なメタタグと記述方法
■titleタグ
<title>ページのタイトル</title>

■メタディスクリプションタグ
<meta name=”description” content=”ページの要約を記述” >

■文字コードタグ(文字化けを防ぎます。)
utf-8 shift-jis eucなどありますが主流は「utf-8」です
<meta charset=”utf-8″>

■ビューポートタグ(スマホでの幅調整 下記記述で問題ないと思います)
<meta name=”任意の半角英数” content=”width=device-width,initial-scale=1″>

■robotsタグ(” “の間に記述。複数ある場合は,で区切る)
ロボット(クローラー)が巡回することの指示です
index:ページのインデックス登録を許可します
noindex:検索結果に出したくないページ(ロボットは巡回するけれど検索結果に出ない)
follow:クロールの際にページ内のリンクを追跡します
nofolloW:クロールの際にページからのリンクを追跡しないようにします。有料のリンクなど
noarchive:キャッシュを拒否します
<meta name=”robots” content=”,” >
<meta name=”googlebot” content=”,” >

■メタキーワードダグ(現在、検索順位を決める要因ではないことをGoogleが言及しています)
<meta name=”keywords” content=”キーワード1,キーワード2,キーワード3″>

■ogpタグ
og:url
ページのURLを記述します。絶対パス(https://~)で指定
<meta property=”og:url” content=” ページの URL” />
og:type
ページのタイプを記述します
トップページ:websiteまたははblog
下層ページ:article
<meta property=”og:type” content=” ページのタイプ” />
og:title
ページのタイトル
<meta property=”og:title” content=” ページのタイトル” />
og:description
ページの概要、説明文
<meta property=”og:description” content=” ページのディスクリプション” />
twitter:site
@Twitterユーザー名
<meta name=”twitter:site” content=”@Twitterユーザー名” />
twitter:card
Twitterカード大きさ
summaryまたはsummary_large_image。
<meta name=”twitter:card” content=”カード種類” />
og:image
サムネイル画像の URL
ここで画像を設定しない場合は、ランダムで表示
WordPressの場合アイキャッチ画像を選ぶ場合が多い
<meta property=”og:image” content=” サムネイル画像の URL” />
og:site_name
サイト名を記述します
<meta property=”og:site_name” content=”サイト名” />
ogpタグはWordPressのSEO必須プラグイン

All in One SEO Pack

で設定が可能です

パーマリンクの設定により適切なURL を設定したりページの更新が行える

パーマリンクとはそのページのURLです。
WordPressではこのパーマリンクの書き換えが可能です。このことをパーマリンク最適化と言い、SEO対策としても有効とされています。
ブログ閲覧者にわかりやすい文字列のパーマリンクは、検索結果上でのウェブサイトクリック率(CTR)を向上させる可能性があります。
パーマリンクはページのタイトルに近い文字列にするのがおすすめです。

パンくずリストを自動生成して内部構造をわかりやすくできる

パンくずリストとは現在閲覧しているページが、ホームページのどの位置にいるのかが、分かるリンクのことです。
パンくずリストを導入することにより、上の階層にカテゴリページがあれば同じカテゴリページが探しやすくなります。
特に検索エンジンから飛んできた閲覧者は、自分の目的のリンクにたどり着きやすくなります。
このことは検索エンジンのクローラーにとっても同じです。クローラーが巡回する時の手助けになりホームページ全体を把握することができます。
クローラーが巡回して入手した情報はGoogleやMSNなどの検索エンジンのデータベースに蓄積されます。その結果、データベース内の情報は当然、検索結果に反映されるため、SEOにも繋がります。
更にパンくずリストは、テキストリンクとなるため、内部SEO対策にも有効です。
しかし、SEOを意識するあまり、ユーザーにとって分かりにくいパンくずリストでは意味がありませんので注意が必要です。
あくまで、SEO対策というのはユーザー視点になることが大切です。
ただし、カテゴリ設定は、SEOキーワードが含まれるようしたほうが有効です。
また、将来変更になる可能性のあるカテゴリは避けたほうが良いです。

パンくずリスト生成におすすめのプラグイン
Breadcrumb NavXT

Google XML Sitemaps を利用してGoogle にサイトマップを自動送信をできる

サイトマップはサイト内のページを記し、目次の役割を果たすものです。
サイトマップがあることにより、GoogleやBingのクローラーが適切にサイト内を巡回してくれるようになります。
適切なプラグインを入れておけば、ページを更新するたびにサイトマップを送信してくれるので、サイトのインデックスも早くなります。
サイトマップは、HTMLサイトマップとXMLサイトマップの2種類に分けられます。
HTMLサイトマッはサイトを閲覧するユーザー向けのもので、XMLサイトマップはクローラー向けのサイトマップです。
WordPressにはサイトマップ作成機能がないためプラグインで生成します。

MLサイトマップを作成するオススメプラグイン
Google XML Sitemaps
All in One SEO Pack

PCページと同じURL でモバイル対応ページを生成できる

以前はモバイルページ(スマホ対応ページ)とPCページはは別々に作ることがよくありました。
当然URLも2種類もしくはタブレット用も含めると3種類になっていました。
3種類のURLがあると更新も当然3倍になります。
WordPressは1つのページでスマホやタブレット、更にはPCでもFHDの画面解像度と低い画面解像度とで別々の表示をすることが出来たりします。
この機能は、WordPressのテーマや個別のカスタマイズによって変わってきます。
ほとんどのテーマはモバイル対応されていて非常に便利です。
便利な機能ですので、現在のホームページがスマホ対応していない場合などぜひWordPressでスマホ対応をすることをお薦めします。

内部リンクの設定によりサイトパフォーマンスの向上が狙える

WordPressに標準で搭載されている機能です。ブログ一覧から選んで簡単に内部リンクを設置ことができる機能です。
内部リンクはパンくずリストやサイトマップでも記載しましたがSEO対策にもなります。
1)リンクを貼ることにより、リンク先のページの重要性が評価されます。
2)内部リンクを貼ることにより、閲覧者が他のページにも訪問することになれば、サイトの滞在時間が増えます。
リンクはクリックされることが重要です。目立つように設置しましょう。

更新が簡単

WordPressは設定をキッチリすればホームページの更新が非常に簡単です。
どういうことかと言えば、表の挿入や画像を特殊な並べ方で並べるなど、特別なことをしなければHTMLやCSS、JavaScriptなどの知識がなくても簡単に更新ができます。
実は一番のSEO対策はコンテンツです。訪問者が読みたくなるコンテンツというのは、Googleで検索した時に「検索ワードに合っている」ということですから、Googleが上位に表示したい内容ということです。
更新のストレスがなく、コンテンツを充実させることに専念できるということは実は重要なSEO対策です。

WordPressは本当にSEOに強いのか?

以上の結果から結論を言いますと、WordPressはSEOに強いツールであると言えます。ただし、WordPressを導入しただけでSEOに強くなるわけではありません。
SEO対策をする時、非常に便利な機能やプラグインが揃っているので、SEO対策をしながらホームページの運営をお考えの場合、間違いなくオススメのソフトウエアです。当社のSEOチームを見ているとSEO対策というのは本当に地道なものです。日々の努力で少しづつ検索順位を上げていきます。検索の1ページ目に表示されるようになれば、集客数も販売数も求人の応募数も格段に伸びます。
当社とSEOで勝利を勝ち取りませんか。ご興味のある方はぜひお問合わせください。

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この記事を書いた人

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