発注前に知っておきたいホームページの種類と役割について解説!

hpの種類を検討しているイメージイラスト
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ホームページには様々な種類があることをご存じでしょうか。世の中には多くのホームページが存在しており、企業がホームページを持っていることが当たり前の時代になっています。中小零細といわれる小規模企業やこれからお店を作るといった方は今からホームページを作ろうとお考えかもしれません。
しかし、ホームページと一口に言っても様々な種類があり、それらの役割は異なります。そこで今回は、目的に応じたホームページの種類と役割について解説していきます。SEOの観点から現在のホームページの在り方についてもご紹介していますので、ぜひ最後までご覧ください。

ホームページの種類と役割について解説!

ホームページの種類には主に以下の9種類があります。

  • コーポレートサイト
  • サービスサイト
  • ECサイト
  • プロモーションサイト
  • ブランディングサイト
  • 採用サイト
  • ランディングページ
  • オウンドメディア
  • ポータルサイト

「自社の商品を認知させる」「見込み顧客を集める」「商品やサービスを売る」など目的に応じて、作るべきホームページが変わってきますので注意しなければなりません。それでは、ホームページの種類、特徴、役割などについて解説していきます。

コーポレートサイト

コーポレートサイトは企業を紹介することを目的としたホームページです。「どのような企業なのか」「どのような事業を行っているのか」などを掲載し、企業としての信頼性を高める役割があります。
コーポレートサイトへ訪れるユーザーは非常に多岐に渡ります。例えば、「企業の見込み顧客や既存顧客」「就職を考えている応募者」「投資家」「金融機関」「競合他社」などです。
「自社の情報がまとめられたホームページが欲しい」という方はコーポレートサイトを作ることをおすすめいたします。

サービスサイト

サービスサイトとは、自社の商品・サービスの部分だけを切り出して作るサイトのことです。また、商品・サービスのブランドイメージを構築することからブランディングサイトとも呼ばれます。

見込み顧客となる企業や消費者に対して、商品やサービスに関する情報を提供することで、お問い合わせへ繋げる役割があります。また、次のような目的の場合でもサービスサイトを作ることがあります。

  • 商品・サービスの認知を広げたい
  • 商品・サービスに興味のある見込み顧客にターゲットを絞り、集客を行いたい
  • 商品・サービスの数が多いため、分かりやすく整理したい

上記のような目的がある場合、サービスサイトを作ることをおすすめいたします。

ECサイト

ECサイトとは、ネット上で商品やサービスを販売することができるホームページのことです。サービスサイトに非常に似ている部分もありますが、ネット上で購入・決済までできるという点が異なります。
ECサイト上でそのまま購入へとアクションを起こしてもらうためには、商品・サービスの情報を詳細に掲載し、商品・サービスの魅力を伝えなければなりません。ネット上での販売となるため、ユーザーは商品を実際に触ることができません。商品の色・手触り・匂い・大きさなどを正確に伝える工夫をする必要があります。
「商品・サービスをネット上で販売できるホームページが欲しい」という方はECサイトを作ることをおすすめします。

プロモーションサイト

プロモーションサイトとは、商品・サービスのターゲットユーザーに対して宣伝する、いわゆる広告のような役割を持っています。プロモーションサイトを作る目的は「認知」「関心」「販売」の3つになります。
ターゲットユーザーに商品・サービスを認知させ、関心を持ってもらい、販売に繋げるという流れになります。プロモーションサイトでは関心を持ってもらいやすくするために、商品・サービスイメージに合ったビジュアルや動きのあるホームページを作ることで、プロモーションサイトを際立たせる必要があります。
商品・サービスの販売促進、PR活動の際に必要となるホームページがプロモーションサイトになります。販売促進・PR活動に力を入れていきたいという方はプロモーションサイトを作ることをおすすめいたします。

ブランディングサイト

ブランディングサイトとは、商品やサービスの市場における立ち位置を確保し、競合他社との差別化をするために作られるホームページのことです。ブランディングサイトの大きな役割には、消費者のロイヤリティを獲得することです。つまり、消費者に自社の商品・サービスに対して「信頼」や「愛着」を持ってもらう役割があります。
ブランディングサイトは商品・サービスの説明よりも、ビジュアルを多用し、ブランドの雰囲気や空気感を伝えることに重点を置いて作られていることが多いです。
「商品・サービスのブランディングを行っていきたい」という方は、ブランディングサイトを作ることをおすすめいたします。

採用サイト

採用サイトとは、求職者をターゲットとした自社の求人サイトのことです。詳細な募集要項、会社の理念や創業ストーリー、先輩社員インタビューなどを掲載することで、自社に興味のある求職者を応募へと繋げます。
採用サイトはコーポレートサイトと違い、自由なデザインで構築することが多いため、新卒などの若い世代に気に入られるようなデザインにすることで、興味を持ってもらいやすくすることができます。
「求職者からの応募を増やしたい」という方は、採用サイトを作ることをおすすめいたします。

ランディングページ

ランディングページとは、「ユーザーが最初にアクセスするページ」と「1ページのみの縦長のレイアウトで構成されているページ」の2つの意味があります。ここでは、後者の「1ページのみの縦長のレイアウトで構成されているページ」を指します。
ランディングページの役割は、見込み顧客をお問い合わせに繋げることです。また、ランディングページは基本的に有料の広告エリアに広告を出して運用することを前提に作られることが多いです。
「広告を配信し、お問い合わせを効率良く獲得したい」という方はランディングページを作ることをおすすめいたします。

オウンドメディア

オウンドメディアとは、自社の商品・サービスについての情報を発信するために、自社で保有するメディアのことです。オウンドメディアには次のような役割があります。

  • 製品・サービスを認知してもらうため
  • 企業、製品・サービス・を好きになってもらうため

オウンドメディアは中長期的な集客施策となるため、成果につながるまで時間が掛かる傾向にあります。半年~1年以上運営することでやっと手応えが出てきます。
オウンドメディア運用を成功させることができれば、継続的な集客を可能とし、お問い合わせを増加させることができます。
「自社の商品・サービスについての情報を発信し、見込み顧客を集客したい」という方はオウンドメディアを作ることをおすすめいたします。

ポータルサイト

ポータルサイトとは、インターネット上にある様々なページの入り口となる巨大なホームページのことです。インターネット上で散らばっている情報をまとめることで、ユーザーが自分にとって必要な情報を簡単に探し出せるというメリットがあります。
有名なポータルサイトといえば、「Yahoo!Japan」「Google」「食べログ」「ホットペッパービューティ」などが挙げられます。人気のポータルサイトは1日に何十万というアクセスがあるため、広告掲載の場所として扱われることがあります。
「広告収入を得るための事業の一つとしてポータルサイトを作りたい」という方におすすめです。

SEOによるホームページの上位化を目指すならオウンドメディアは必須の時代に

9つのホームページの種類と役割について解説しましたが、現代ではオウンドメディアのような情報発信のための機能を持つホームページを作ることが必須の時代となっています。
なぜなら、検索順位上位表示を目指すためには、ホームページの更新頻度とコンテンツの積み重ねが重要となるからです。コーポレートサイトやサービスサイトだと更新されることがほとんどなくなるため、検索順位を上げることは非常に難しいです。また、上位表示されていたとしても、Googleアップデートによって一気に順位が下がる可能性もあります。
そのため、オウンドメディアのような情報発信のための機能を持つホームページがおすすめとなるわけです。例えば、サービスサイトであれば、商品・サービスの情報の他に、関連性の高い情報の発信をすると良いでしょう。

まとめ:作りたいホームページの種類が分からないなら専門家にご相談を

いかがでしたでしょうか。ホームページには様々な種類と役割があり、目的に合ったホームページを作ることが重要となります。しかし、目的が分かっていても「どのホームページを作ればいいのかわからない」という方もいらっしゃることでしょう。
そのような時は、ホームページ制作の専門家に相談することをおすすめいたします。ビジョン・サプライでは、お客様の目的に合ったホームページのご提案をいたします。また、オウンドメディア制作から運用までを行い、お問い合せ増加に繋げた実績もございますので、ぜひご相談下さい。

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この記事を書いた人

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