ここは絶対!レスポンシブウェブデザインで作る
レスポンシブウェブデザイン(RWDと表記される事多くなりました)は、PC、SP、タブレットなど閲覧するデバイスに合わせてデザインが最適化されるサイトの構築法です。
URL がPC・SPと同じもので一括でできることのメリットはもちろん、SEO的メリットで言うと数ヶ月〜数年以内に必ず実行される、モバイルファーストインデックス(Googleは今後、パソコンサイトではなくスマホサイトをページ評価の基準とする施策 )において、レスポンシブウェブデザインが最良の選択肢だとGoogle社員の発言がありました。
もし、リニューアル前にスマートフォンサイト用URLを持っていて、レスポンシブウェブデザインへリニューアルする場合は必ず301リダイレクトをかけて過去のスマホ用ページが宙ぶらりんにならないようにご注意ください!
レスポンシブデザインイメージ 参照:http://responsive-jp.com/page/7
予算的にOKならスマートフォンデザインも、しっかりチェック
これまでホームページ制作は、PCページを基本として作ることが多くありました。しかし最近ではBtoBのサイト以外はPCよりSPで閲覧されているホームページの方が多いです。
そのため、PCデザインよりも注力すべきは「スマホで見た時にどんな風に見えるのか」です。PCデザインを基準に制作するデザイナーさんもまだ多いので、PCデザイン・SPデザインどちらも提出してもらえるかを確認した方が良いでしょう。 また、上に記載したレスポンシブウェブデザインは、ある程度のデバイスに最適化された見た目になることが前提なので、SPで見た時のデザインを確認する際は、「PC用デザイン提出のみ」よりも費用が加算されることが考えられますが、SPユーザーが多いのあればそこは必ずチェックしておきたいところです。
サイト全体のHTTPS化(常時SSL化)
常時SSL化?と、言葉にピンとこない方も多いかもしれませんが、常時SSLとは、「インターネット上での通信を暗号化する技術」のことです。
SSL化すると、URLが http:// から→ https://になります。
今までは、主に個人情報を入力するフォームで第三者によるデータの盗聴やなりすまし、改ざんなどを防ぐために用いられていましたが、最近では、ユーザーに安心してサイトを閲覧してもらえるよう、サイト全体をセキュリティ面を強化する動きになっています。Googleも、サイト全体のHTTPS化(常時SSL化)しているサイトを検索順位で優遇すると発表していますので、SEO的にもプラスに働きます。
ブラウザのシェア50%以上を占める「Google Chrome」ではすでにSSL化されたサイトには「保護された通信」と表示される仕様に変更されていて、ユーザーから見てもセキュリティが守られているサイトと認識できるようになっているため、ぜひ早急に取り入れたい施策です。