初めてホームページ制作する際に決める5つのこと【失敗しないために】 | | ホームページ制作なら大阪の【S&Eパートナーズ】        

ホームページ制作ニュース

2021/03/19

初めてホームページ制作する際に決める5つのこと【失敗しないために】


私たちの生活に欠かせなくなったインターネット。
お店を探すときや、分からないことを調べる時はグーグルで検索するのがスタンダードになりつつあります。

お店や会社を経営されている方は、自社のホームページ制作を考えておられる方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ただイチからホームページを立ち上げようと思っても何から手をつけてか良いか分からず、また制作しても思っていたものとは違う…ということが多々あります。
何故ならホームページを作る際は、事前に準備しなければならないことがあるからです。

今回はホームページを初めて制作する際、事前に決めるべきことと、公開までの具体的な流れをご紹介致します。

これを踏まえれば、あなたが思い描くホームページにグッと近づきますよ!

ホームページを作り始める前に決めるべきこと


ホームページ制作に着手する前に決めるべきことが大きく分けて5つあります。
これらを決めてから具体的なコンテンツやデザインレイアウトを設計することでブレのないホームページを作ることが出来ます。

決めるべきこと1「目的」

まずホームページを運用する最終的な目的はなんですか?
自分のお店や会社にどのような影響を与えたいでしょうか?

実はホームページ制作に関しては目的が一番大事と言っても過言ではありません。
なぜなら目的はすべてのコンテンツ制作の指標になるからです。
コンテンツを用意する際目的から逆算して作成していけば、理想のホームページに近づきます。

では実際よくある目的はなんでしょうか。
周りがやっているからとりあえず自分も作りたい…」では正直少し弱いです。

  • ネットショッピングで商品を売りたい
  • お問合せ、反響数を増やしたい
  • お店の場所や営業時間を周知したい
  • 求人活動をしたい
  • ブランディングで会社や商品の価値を高めたい
  • たくさんのユーザーに見てもらって有名になりたい

といった具体的な目的を元にどのようなホームページにするかを考えていきます。

またそれらに加えて

  • 3年後までに売り上げを3倍に伸ばしたい
  • お問合せが毎日くるようにしたい
  • 来月のイベントの来場者数を増やしたい
  • 月間100,000PVを目指したい

といった、時間や数値をより具体的にした「目標」があると
スケジュールや予算組まで決めることが可能です。

決めるべきこと2「ターゲット」

次にどのようなユーザーに見てもらいたいかターゲットを決めます。
ユーザーの「性別」や「年齢」によって好まれるデザインも違ってきます。

また「地域」を定めることも非常に大事です。
情報を世界中に発信したいなら多言語対応のコンテンツが必要になりますし、
逆に近くに住むユーザーに見てもらいたい場合、地域情報に特化したコンテンツが有効になります。

そしてここ数年でホームページを見る「媒体」も考慮する必要が出てきました。
ターゲットとするユーザーがスマホやタブレットなどを使って見ることが予測されるのであれば
スマホ用デザインやレスポンシブデザインを取り入れる必要があります。

このようにホームページに訪れるユーザー像をより鮮明にして
それらに「刺さる」コンテンツを用意するのが目標達成のカギとなります。

決めるべきこと3「コンテンツの内容」

上記の「目的」「ターゲット」を踏まえて、具体的な「コンテンツ内容」を決めます。

商品を通販で沢山売りたい
→ 商品の魅力を伝えるコンテンツと使いやすいショッピングカートを用意する
お問合せを増やしたい
→ フォームを使いやすくし、誘導ボタンを常に表示する
長い歴史や実績をもつ会社をブランディングしたい
→ 実績紹介や沿革ページを充実させる
1つの商品をより強く押し出したい
→コンテンツを1ページにまとめたランディングページ(LP)を用意する
地元に愛されるお店にしたい
→ 地域に根付いたブログなどを更新する
お店に実際に来てもらいたい
→ googleマップを利用して最寄り駅からの道順を紹介する
若年層のユーザーを取り込みたい
→ SNSや動画を取り入れ、親しみやすいコンテンツを配信する

といったように目的やターゲットから必要なコンテンツを書き出していくと作るべきホームページ像が浮かび上がってきます。

また、ほぼ全てのホームページに言えることですが、より多くのユーザーに見てもらうためにSEOに考慮したコンテンツ選びも大事になります。

決めるべきこと4「ホームページの仕様」

「コンテンツ」が決まったら、それらを実現するための「仕様」を決めます。

通販を行うためにはショッピングカートを用意し、個人情報を守るために暗号化処理が必要になります。
日々情報を発信するためには、ブログ機能を利用するのがいいでしょう。
動画サイトやSNSと連携するための事前準備も必要です。

このように必要なコンテンツに合わせて利用するサービスや機能を決めます。

通販サイトの場合「楽天ショップ」や「Yahoo!ショッピング」のようなモール系通販なら、商品を登録するだけですぐに運用が可能ですが、オリジナリティの高いコンテンツを用意するのは難しいです。

Amebaブログ」や「ライブドアブログ」も同様にブログをすぐ始めることは可能ですが、拡張性が高いとは言えません。

おススメは「WordPress」というサイト制作機能を導入することで、比較的簡単でより拡張性の高いホームページを制作することが出来ます。
※2021年現在 全てのホームぺージの約40%はWordPressで作成されているという統計もあります。

決めるべきこと5「運用計画」

ほとんどのホームページが完成してからリリースして終わりというわけではありません。
その後、日々新しい情報を発信し、コンテンツを拡張していくことが必要です。

  • 新しい商品が出た時どのように発信するのか
  • ブログは月間で何本、どのようなコンテンツで書くのか
  • トラブルがあったときにすぐに対応できるのか

など事前に計画を取り決めておけば、リリース後の運用も滞りなく進めることが出来ます。

公開までの大まかな流れ

では上記の要素を決めた後、実際にホームページを制作して公開するまでの大まかな流れもご紹介いたします。

環境を決める

ホームページを動かすための環境を決めます。
大半は「CMSサービス」か「レンタルサーバ」のどちらかを利用することになります。

CMSサービス

Wix」や「カラーミーショップ」といったCMSサービスを利用します。
後述のコーディングなどの専門的な技術が無くてもサイト構築を行うことが出来ます。
しかしサービスによって出来る事に制限があり、想定しているコンテンツやデザインが全て実現できそうか確認してから選ぶようにしましょう。

  • メリット 専門知識などが無くても簡単にホームページが作成できる
  • デメリット コンテンツやデザインの自由度に制限がある場合がある

レンタルサーバ

ホームページのデータを置くためのサーバを借ります。
その後サーバ領域にホームページを構築するデータを置くことで制作します。
最大手としては「XSERVER」や「さくらインターネット」が挙げられます。
上記でご紹介したWordPressを導入する場合でもこちらを選択することになります。

  • メリット ほとんど制限なく、必要なコンテンツを構築できる
  • デメリット 専門的な知識が多少必要

コンテンツに必要な素材をあつめる

コンテンツを構築するための写真やイラストの画像ファイルや、ブログや商品説明のためのテキストを集めます。
ホームページの規模によってはこれらを自力で全て集めるのは非常に大変で時間がかかるので、素材サイトからダウンロードしたり、ライターに依頼することも可能です。
その際、著作権など違反しないように利用規約などはしっかり読むようにしましょう。

構築作業

実際にホームページを構築する作業です。
具体的には通常以下の工程で作成されます。

ワイヤーフレームを組む

作成するページのレイアウトを簡単に決めます。
情報を適切に伝え、なおかつユーザーが使いやすいレイアウトを目指します。
PCとスマホそれぞれの媒体に合わせてレイアウトを変えるのが今の主流です。

デザインを決める

ワイヤーフレームを元に、色や画像、テキストのサイズやフォントなどを決めていきます。
ターゲットユーザーに合わせたデザインで作成しましょう。
またホームページ全体の統一感も大事です。

コーディング

ワイヤーとデザインを元に実際にページのコードを作成していきます。
「HTML」「CSS」「javascript」「PHP」など色々なコードの知識が通常必要ですが、WordPressやその他のCMSを利用すれば直感的に構築することも可能です。

動作確認

作成したページが問題なく閲覧できるか確認を行います。
またショッピングカートやお問い合わせフォームも動作を確認する必要があります。
PCとスマホどちらでも確認できるようチェック表を用意しましょう。

SEO施策

クオリティの高いホームページを作っても見に来てくれる人がいないと意味がありません。
Googleで決まったキーワードで検索されたとき、上位で表示されるようにする事で多くの訪問者が見込めます。

  • どのようなキーワードで対策を行うか
  • 「タイトル」や「ディスクリプション」といったSEOに大事な要素をどのように設定するか
  • Googleに評価されるコンテンツをどのように構築するか
  • 世の中のトレンドをどのように取り入れるか

など非常に専門的かつ流動的な知識が必要になります。

制作会社を頼るという方法


ここまでご紹介したようにホームページを作る上で色々なノウハウが必要になります。
一つずつ勉強したり、サイトを運用しながらブラッシュアップしていくことが必要です。

またそれらのプロに頼るという選択もあります。
ホームページ制作会社も世の中には沢山あり、デザインやシステム構築など長けている分野が違ったり、費用やサービス内容もまちまちです。
サポートしてもらいたい分野や、予算に合わせて良い制作会社を選ぶようにしましょう。

S&Eパートナーズでは、SEO施策を始め、ターゲットの設定から、ホームページ立ち上げ、その後の運用も見越して、お客様と二人三脚で進めて行くことを信条としています。
ホームページ制作を考えておられる方は、まず「決めるべきこと」だけでもご相談下さい。

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